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猫を抱いて象と泳ぐ

猫を抱いて象と泳ぐ猫を抱いて象と泳ぐ
(2009/01/09)
小川 洋子

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今年の初めに図書館で予約していた本です。
王様のブランチで紹介され不思議な題名に惹かれたものの
その内容は全く知らずに読み始めました。

なので最初????な部分もあり
でも読み進める内に止まらなくなり一日で読み終わりました。
今 不思議な読書感包まれ
時間と共に面白いとかみ締めてます。

チェスの名プレイヤーリトル・アリョーヒンの生涯を描いたものです。
チェスは全く分かりません。
知っていたらもっと深く作品を知ることができるんでしょうか?

小川洋子氏の本は「博士の愛した数式」以来2冊目の読書です。
彼女の良さを私はまだ分かってないのかも・・・
でも好きです。

もっと沢山の作品が読みたくなりました。

生まれた時上下の唇が癒着していて手術をする事開かれたアリョーヒン
その奇妙な運命に彼は傷つき育つ
どうしてと祖母に訊ねる
祖母はその事を「他のところに特別な才能を与え唇を切り離すのが間に合わなかった。
でもその才能を発見するのはお前だよ。」
大きな愛で彼を包むのです。

その後 チェスの師匠となるマスターと出会い腕を上げていく
でも皮肉にもその後の彼の生き方を変えてしまうものでもあるのですが。

謙虚に謙虚に日の当たらない世界

大きくなる事を恐れ
朝を迎える日々

人との出会いと死を経験して

彼の人生の価値観は決まっていったんだろうか

最期の地 老人ホームでのチェス盤を挟み対戦相手の老人が語る

「口にある者が口を開けば自分のことばかり。自分、自分、自分。
一番大事なのはいつだって自分だ。
しかし、自分など必要ない。チェス盤に現れ出ることは人間の言葉では説明不可能。
愚かな口で自分について語るなんて せっかくのチェス盤に落書きをするようなものだ。」

チェス盤は人生のよう
大きくて広く深い

駒は何も言わずに美しく動いていく

人は自分を多く語り
あの時こうすれば自分の行いに言い訳を付けたがる

行いは人の目に触れるもの

言い訳は言い訳に過ぎない



最近イライラして愚痴が多かったのでちと反省です。

アリョーヒンは小さな世界でひっそりとシアワセを見つけられた。

求めているものは外には無く
自分の中にある

温かな気持ちになれる小説でした。

本の連続ヒットにちょっとビックリです。

愛しの彼にも読んで欲しいお薦めな一冊です。
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コメント

 haru : 2009/04/28 (火) 22:36:21 修正

ぶらちゃん、こんばんは。
思い出した~。
私もこれ王様のブランチ見たよ。
面白そう。
読んでみます。
ご紹介ありがとう。

haruさんへ ぶらうん : 2009/05/06 (水) 19:12:42 修正

haruさんへ

コメありがとうです。
お返事遅くなってごめんなさい。
この本の不思議感とっても新鮮でした。
haruさんの感想楽しみにしてます。

本との出会いも大事なんだけど
図書館で予約すると時間がかかるのが難点

光の帝国読み終わったら何にしようかな~
しかしこの本読みにくいなぁ~
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