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ひとの子 神に挑む者

「I come~」のモチーフとなった小説を読みました。

以前インタビューでBHが答えています。
20才の頃に感銘を受けた小説だと
韓国ではベストセラーになったので当然とも言えますが・・・
どの辺りに惹かれたんでしょうかね。

オファーを受けた時パパイアとシクロは観ていた彼
嬉しかったでしょうね。

私も監督の3作品は観ています。

青いパパイアの香り

シクロ

夏至

あらすじ (あとがきを読みながら書かせていただきます。

私は宗教にはとても疎く間違いがあるかもしれませんのでご勘弁ください。
と言い訳するほど宗教色が強い作品です。

韓国で第三の都市テグ市で起きた殺人事件
警部補ナムギョンホが殺人事件を捜査し逮捕するまでを描くミステリー
犯人を犯行に走らせる動機
その部分が物語の軸で二重仕立てになっている

被害者のミンヨソプ
彼の身元を捜査すると浮かび出てくる人物像
戦争孤児の彼がアメリカ宣教師のに育てられキリスト教徒になるものの
その教えに疑問を持ち
真の神を探し出すたびに出る

ミンヨソプが書き綴られた小説を手に入れ読み進める警部補ナムギョンホ

(この警部補の目線で私も小説中の小説に頭を抱えながら読み惹かれていきました。)

伝説上の人物 アハシュ・フェルツが主人公
イエスキリストの父であるユダヤの神ヤハエェ(エホバ)の創造物人間が
苦痛と罪悪に満ちて過ごしているのに神の無力さに疑問を持つ

この苦痛と罪悪はヤハウェの創造物であればその罪を背負うのは神自身ではないのか?
神の意思に反していれば全知全能は否定される

アハシュフェルツは真の神を求め旅に出る。

しかし ろくな神には出会えない

(この部分が 神ではなく 人の愚かさが醜さが出ていて興味深い)

10年の遍歴の末 郷里の荒野で探し認めていた神に出会う

アハシュフェルツはゴダルダの丘で十字架に掛けられ息を引き取る寸前まで
イエスキリストと論争を重ねる

地上の苦痛と貧困に対して
神は財産を捧げ 汝の敵を愛せよと教えるばかり

現実的な救いは 神はなぜ起さないと攻め立てる アハシュフェルツ

(もっと深いんでしょうが簡単に書いてます)

アハシュフェルツは被害者ミンヨソプの思想でもある

最終的には「クァランタリア」で真の神と出会う

しかしミンヨソプは その神の教えのもと行動し
彼を神としてあがめる青年〈後の加害者)と
追い求めていた日々を送る

貧しきものを救うのいう 
自分たちが追い求めたい神の教えのにしたがい

しかし 次第に二人の思いにずれが生じ

殺人という 大きな事件に発展する

このあたりが上手く説明できませんが
お友達のレビューを参考にしました。
詳しくは勝手にリンクありがとう。 haruさんのレビュー

宗教がベースとなりながらも
人間像を描いていると捉えると 面白く読むことが出来ました。

でも聖書の中の人物が分かりません・苦笑


カインとアベルに反応したものの

10年くらい前にジェフリーアーチャーの小説がアメリカでドラマ化され
嵌まって観た記憶がある程度

このドラマ面白かったです。
詳しく憶えてないけど・苦笑

聖書の手引書として阿刀田高氏「旧約聖書を知っていますか」を読みました。
ざっくばらんに書いてあり読みやすいけど
本筋との脱線が多すぎ
でも参考になりました。



信じていたものが見えなくなり
もがき苦しむ

生きていて必ず直面する事だと思う

迷い
悩み
苦しみ

そこから一筋の光を捜し求める

その過程があるから
人間は成長できるんだと思う

自分以外の何かに救いを求めるのではなく

自分で切り開いて歩んでいく大切さも描いています。

70年代の韓国の社会情勢が反映したこの作品

韓国には多くの教会を目にする事が出来る

日本人の無宗教の私には理解できない部分も多いであろうが

胸に残る一冊でありました。

映画より 小説に感銘を受けました。

ごめん ビョンホンシ。
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コメント

 じゅの0712 : 2009/06/19 (金) 00:11:11 修正

こんばんは。
私、人の子は自分の目の前にあったのに
即 お返ししてしまったから
これを読んでなるほど~ってうなづいたわ。

ビョンホンって20代からこういった哲学的なもの、読んで感銘受けるタイプだったとは。
エンタメとはかけ離れた類のお話だよね。

キリストと討論して、キリストから答えを導きたい、とか何かを求めている時点で
それは間違いなんだよね。
いつまでたっても教祖と弟子の立場は超えられない。
キリスト(シタオ?)の愛は
相手に対しての無償のものよね。

修行してない人間にはこの無償の愛ってのは至難の業。
自分の子供にたいしても、どれだけ無償の愛をささげられるのか、実は私は疑問。(ひどい母だわ)

生々しく生きていく中で、この境地をキープするのは相当むずかしい。
でも、選ばれしものは多分、自分に課せられた苦痛も、苦痛ではないんだろうな~
その境地ってある種 超能力に近いんじゃない?(笑)

無宗教だけど、神様はきっといるだろう・・・くらいにしか考えてない私だけど、
宗教を読むってほんとは面白いかもって
思いました。ありがと。

ケインとアベル!!これ、若い頃、むさぼるようにシリーズ全部読んだわ。ジェフリーアーチャーって面白いよね。
「ロスノフスキー家の娘」(大統領になるんだけど)これも印象に残ってます。
「100万ドルを取り返せ!」これは、もう、
ビョンホンに主演してほしいよ!!
・・・関係ないお話になってしまいました。m( __ __ )m

私、まだ一回しかrain見てないのよね。

3回くらい見たら、またここに来るね。
じゃ~ね~♪




Re: タイトルなし ぶら : 2009/06/28 (日) 05:05:57 修正

じゅのさん、コメありがとうです。
お返事がとても遅くなってごめんなさい。

私も「人の子」お友達に勧めておきながら自分では気乗りがしなかった本です。・苦笑
でも意外な面白さがあって 目覚めたものがありましたよ。

彼のあの理屈っぽさはかなりの読書家でしょうね。・笑
ジャンルは広いんではないでしょうか?
韓国では有名な本なんでしょ?
監督も読んでるくらいだから。

相手に何かを求める時点で 無償ではなくなりますよね。
答えは自分の中にある
それに気が付くか否か?

無償の愛ね・・・
凡人の私には難しいテーマですわ。

子供に対して見返りは期待して無いでしょ?
愛はささげるだけはない
見守っているだけでも愛であるならば
距離感を持ちつつなんでしょう。

私は息子の笑顔を見ているととても癒されます。
これ以上の幸福感は無い
見守る愛を続けたいです。

じゅのさんもジェフリアーチャーに嵌まったんですね。
私も若い頃海外のこの手の本に嵌まりまくり・笑
ドキドキわくわく度が常識を超えたものがありましたよね。
彼にも出て欲しい~

パトリシアコーンウエルの検視官シリーズ
これがとっても好きで 寝ないで読んでた記憶があります。

最近体力低下でそんな事もできなくなりました。

3回目以降 ドンポに逢ってません。・泣)))
大ヒット御礼が出てるからまだ大丈夫かな?

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