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第25回東京国際映画祭 鑑賞記録

今回25,26日の二日間六本木に通いました。
26日の予定がなかなか決まらず
なんと初めて当日券をゲットするために朝から並びました。

私が六本木に到着したのが9時頃で、すでに100人くらい?並んでました。
係員の方が当日券の枚数などを教えてくれるのは助かりましたが・・・
私が見たい作品は両方とも30枚弱
ちょっと無理かな~と思いましたが 両方ゲットできました。

この日の一番人気は「フラッシュバックメモリーズ 3D」
発売して早くに完売となってました。
それ以外は購入できたので
当日券でも意外とゲット出来るものなんですね。

中国、韓国、台湾の3作品を観ましたが
どれも心に沁みる作品でした。


「老人ホームを飛び出して」
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妻を亡くしたグォさんは入居した老人ホームでも元気がない。対照的に同室のチョウさんは明るく前向きで、皆を誘ってテレビの人気仮装番組に応募する。テレビ出演を目標に、老人たちは出し物の練習に励み、グォさんも元気を取り戻していくが、施設長や家族の反対にあう。そこで彼らは古いバスを手に入れてこっそりとホームを抜け出し、天津のテレビ局をめざす…。『スパイシー・ラブスープ』(98)『こころの湯』(99)『胡同(フートン)のひまわり』(05)など、日本でもお馴染みのチャン・ヤン監督の新作は、お得意の人情派コメディ。『孔子の教え』で老子を演じたシュイ・ホァンシャン、『古井戸』の監督で俳優としても知られるウー・ティエンミン、『初恋のきた道』のおばあさん役のリー・ビンをはじめ、中国映画界の至宝というべきベテラン俳優陣が勢揃いしている。

チャン・ヤン監督作品ということで楽しみにしていていましたが
期待以上でとても満足しています。
誰しもが望まなくても年を取り衰えていく・・・
だからって楽しい事を見つけても子供に文句を言われる筋合いはない。

認知症で誰が誰かが分からなくなっているおばあちゃん
元気印のチョウさんを自分の旦那だと思い込んでいる
旦那さんのこと大好きだったんだろうな・・・

一癖も二癖もあるご老人たちに沢山の元気をもらえる映画です。


「未熟な犯罪者」
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保護観察中の16歳の少年が祖父を失い、天涯孤独の身となろうとするその時、死んだはずの母親が現れる。彼女は17歳の時に彼を産み、逃げたのだった…。未熟すぎる母親と大人になれない少年のせつない関係を、瑞々しさ溢れる役者の魅力を得て繊細に綴った親子の物語。

本作のスタッフや俳優は実在の少年院に寝泊まりし、収容者たちと同じ生活を送ることで彼らの心理や置かれた状況に対する理解を深めた。他の舞台もすべて実際の施設で撮影されており、作品に独自のリアリティーがもたらされている。世間を達観したように見えつつ、幼さと大人らしさを兼ね持つ存在感を発揮したソ・ヨンジュは主としてTVドラマで活躍しており、本作が3本目の映画出演となる。生活力が無いが、何とも愛らしい新鮮な母親像を演じたイ・ジョンヒョンは、日本でも活動歴のある人気シンガー。

上映後、監督と主演二人のQ&Aがありました。

イ・ジョンヒョンの母親役はどうかな~と思っていましたが。
17歳で出産した設定なのでありなんでしょう。
大人に母親になりきれない未熟な感じがよく出ていて
おバカなんだけど憎めない可愛い母親を好演してました。
一番お目当てだったソ・ヨンジュ君
生の彼は少年の香りを残した若者で
受け答えも好感度もばっちり~(笑)
自分の強い意思より周りに影響され流されやすいタイプの役柄を
とても自然に演じてました。

この作品を観て 親と子って日々育みながら共に成長するものと改めて思いました。

同じ言葉を映画の冒頭と終盤で主人公が発するのですが
その言葉の重さについて監督がお話してくれました。

子は母を見て 自然と習得していくもの

親としてこれ以上怖いものはありません。

母親は一人で生きていけない誰かしらに依存していくタイプ
常に媚を売り笑ってごまかしている
(大人になるとある程度は仕方なく身についてしまう悪い癖でもあるような・・・)


若いからといえども一度捨てたわが子を再び捨てる・・・酷いよね。

母親にも息子の存在は大きく必要不可欠なんだと改めて気が付く

自分より大切な存在

それがわが子

今度こそ手を離さないでね。

希望が持てるラストも良かったです。



「光にふれる」
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視覚障害の天才少年ピアニストが、ダンサー志望のチエ(サンドリーナ・ピンナ)と出会って夢に向かう。盲目のピアニスト、ホアン・ユィシアン(黄裕翔)が本名のまま「ユィシアン」を演じる。台北映画祭で最優秀主演女優賞と観客賞をダブル受賞。

目が不自由なユィシアンは希望や情熱をピアノにのせて表現する非凡な才能を持っている。その才能を磨くため、それまで支えてくれた家族のもとを離れて都会に住み、音楽大学に通い始める。そんなある日、ダンサーをめざしながら挫折しかかっているシャオジエに出会う。ユィシアンと交流するうちにシャオジエに前向きな気持ちが芽生え、やがて彼女はダンスの国際コンクールに挑戦する。ユィシアンもまた仲間たちと夢に向かって飛翔していく…。盲目の天才ピアニストとして知られ、日本公演もおこなっているホアン・ユィシアンが本名のままユィシアンを演じている。シャオジエ役のサンドリーナ・ピンナは『ヤンヤン』(TIFF09出品)などの人気女優。チャン・ロンジー監督は『ぼくのフットボールの夏』(06)で台湾金馬奨最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した俊英。本作は短編“The End of the Tunnel”(黒天)(08)をもとに長編化した作品である。

「目が見えないから・・・賞がもらえたんだ」
そんな酷い一言がトラウマとなって前に進めなくなってしまったユィシアン。
彼の人柄が友を得て力となってくれる
人との出会いの素晴らしさを教えてくれる爽やかな作品でした。
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コメント

寒くなりましたね。 猫ママ : 2012/11/07 (水) 17:16:18 修正

こんにちは〜

いい映画に出会えて良かったです♪
レビューありがとうございます^^楽しみにしていましたよ。
遅くなってごめんなさいね。

「フラッシュバックメモリーズ3D」も「老人ホームを飛び出して」も
「未熟な犯罪者」もそれぞれ賞に輝いていますね。

ぶらうんさんさずがお目が高いわ!

どれも是非観てみたい作品ですね〜

老人ホーム・・は元気なお年寄りばかりで楽しめそうですね^^
母を見てると実際は想像できないですがねぇ(笑)

「未熟な犯罪者」も 子供が子供を産む結末は 容易に想像できますね。
イ・ジョンヒョンは美日のセナ? 良く分からなかったです。
子役のヨンジョ君 立派になりましたね!!
コメントも素晴らしい!

私はサクラグランプリの「もう一人の息子」が観てみたいです
出生の際の不手際で 両親の実子で無いことが明かになる。
イスラエルとパレスチナの二つの家族のお話。 
水と油みたいに宗教的な事はとっても難しいでしょうね・・
勉強しても良く分からないです。 暗いかな・・?

いつか観れるといいです。
また素敵な作品を教えて下さいね〜〜

寒くなったら肩が凝りませんか?あ〜ゴリゴリ!!
ラジオ体操でストレッチして頑張ってね〜
では またね〜〜


猫ママさんへ パランセ(aoitori) : 2012/11/13 (火) 20:53:37 修正

こんばんは~
お返事遅くなりました。

感じたことを並べただけで感想とは程遠いですが・・・
いつもお付き合いくださりありがとうです。

映画祭で監督のお話を聞くと作品の見え方が違ってきますね。
多少無理をしても行った甲斐がありました。

未熟な犯罪者は賞も取り日本で公開されると良いですね。

韓国映画は当たり外れが大きくて(苦笑)
それでも水が合うのか観たくなるので不思議です。
今日はホン・サンスの2作品を観ましたが・・・
来週はイ・ソンギュン氏の「教授とわたし、そして映画」を観たいと思います。
コヒプリのお兄さんは密かにお気に入りです。
釜山で「貨車」を観損ねたのが心残りです。

今年は韓国映画結構観たような気がしますね。
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